知ってますか?老後の生活費

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平成25(2013)年版の「高齢社会白書」によると、日本には75歳以上の要支援者と要介護者合わせて420万人以上いると言われています。

75歳以上の人口の約3人に1人が介護などを必要とする時代になっているのが実情です。

あなたは老後の生活費はどれ位かかると考えていますか?その生活費は引退後も可能な生活費でしょうか。老後に漠然とした不安がある方に、現状を解説していきます。

老後にかかる生活費の実態

「老齢年金受給者実態調査」によると、夫65歳の1カ月の支出は約27.9万円(非消費支出を含む)。それに対し、実収入は約23万円で、月約5万円程度の赤字になっています。

では、長生きをした際にどの位のお金が必要なのでしょうか。その必要額から、老後の資産がどれだけあればよいのか導き出していきます。

老後の生活費の赤字のために、年金開始時までにいくら用意する?

・サラリーマンの厚生年金受給額の平均値である年金額22万6,925円を参考に、月額23万円と仮定。
・65歳支給開始として、90歳までの25年間をこの金額で受け取れることと想定する。

これで年金受給総額は、4,968万円(=23万円×12ヵ月×25年間)となります。

もちろん、この金額が実際に年金を受給するようになる時も、同じ金額をずっと受け取れると考えるのは楽観的とも思えますが、ここではこの仮定を前提にします。

必要総額6,942万円(=65歳〜90歳の月々支出×12ヶ月×25年)と年金受給総額の差額が自分で用意しなければならない金額、すなわち形成しておくべき資産の金額ということになりますよね。

その金額は1,974万円。これを実際に用意しなければいけない結果となりました。

資産形成はたった今から始めるべきです

老後の生活費の赤字を補う、1,974万円の資産を準備するために資産運用を検討すべきだということはわかっていても、その資金をどうやって貯蓄していけばよいか分からないと思う人も多いのではないでしょうか。

そして、節約をしてそのお金を貯めていこうと考える方も多いかもしれませんね。しかし、1,974万円を貯めるにはかなりの節約が必要になりませんか?

人間は楽なほうに流れてしまいがちです。なかなか、生活費で余ったお金で老後の貯蓄は難しいと思います。長生きするリスクとも言われる「老後の生活のリスク」は、働いている今から考えていかなければなりません。

例えば、お給料から天引きして運用に回してしまえば、消費に使わないで貯められたりしますか?

例を挙げた1,974万円という金額を目の当たりにしたら、「何とかなるかも」ではすまない金額だとお分かりだと思います。

もちろん無理な金額を投資に回すわけにはいきませんが、給料からまず投資金額を捻出する割合を考えてみてはいかがでしょうか。

老後の計画を早速立てましょう

老後の生活費の現状をどうお考えでしょうか。

おそらく高齢化が進んでいる日本で、年金を満足にこれから受給出来るのかと不安もあると思います。

現在の日本の財政状況を考えると、少なくとも徐々に年金額は当初より引き下げられるもしくは、受給年齢の引き上げはされていくと容易に予想がつきますよね。

だから是非今のうちから老後の計画をたてて、引退するまでにいくら貯めなければならないのかお考え頂くことはとても良いことですし、急務と考えています。

老後は、生活費の他病気になったり、生活の他にもお金がかかってくる要素も沢山あります。

一度、ご自分の資産を見直す時がきたのではないでしょうか。

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